腸内環境と下痢・便秘

腸内環境が乱れると、心と体の疲労につながります。

腸内で70%もの免疫を作り、95%以上セロトニン(幸福ホルモン)と呼ばれる脳内物質も作られているためメンタルヘルスとも大きな関係がある臓器です。

便製造機ではありません‼
免疫製造機‼
メンタル製造機‼
と言っても過言ではないでしょう！

 

下痢や軟便が長期に続くことにより栄養が体に吸収できないため、脳内物質がうまく作られずパニックや不安や鬱のような症状が起きることがあります！

◆やる気が起きない！
◆疲労がとれない！
◆うつ症状がある！

このような時、まず腸内環境を改善することをお勧めします！

中医学的には、胃と腸の機能を五臓六腑の脾といいます！

胃と腸が弱るとエネルギーが作られなくなります。
それによって元気の「気」が不足し、

◆疲れやすい！
◆やる気が出ない！
◆朝起きられない！
◆空腹感がない！
◆軟便下痢！

などの症状が現れます。

 

「気虚」がある方の便は、最初は硬い便が出ているが、最後が下痢状になってしまうことが多い。

「陰虚」の方の便は、喉の渇きや目の渇きを感じやすいと言うように、水分が腸にうまくいかないためにコロコロ便もしくは硬い便，便秘になることが多いのが特徴です。

食事改善(食べて良いものと控えるものをはっきりさせる)と体質改善(漢方)を正しくその方に合わせて選ぶことから始めてみませんか？

便の状態から現在の体の状態を想像することができます。

便の色が黒くなっていくほど悪玉菌が優位になっている可能性があります。

善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2：1：7

この割合が最も良い割合と言われていますが、悪玉が優位になってしまうことになり、中立である日和見菌まで悪玉のほうに味方してしまいます！

 

腸内環境が乱れることにより免疫力も低下し、メンタル的にも大きな影響受ける可能性があります。

便の状態は、胃腸の機能+食事と大きな関連があります！

腸内では、
・不溶性食物繊維=キャベツやごぼうキノコ類
・水溶性食物繊維=昆布、わかめ、ひじき、果実

両方の食物繊維をバランスよくとることが必要です！

発酵食品も、大切な腸内環境を維持する食品です。

胃腸のトラブル

✅逆流性食道炎
✅潰瘍性大腸炎
✅過敏性、腸症候群
✅機能性ディスペプシア
✅クローン病
✅ポリープ

症状や病気によって使う漢方や食事の指導が変わります。