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疲労と活性酸素

疲労の原因は活性酸素

疲労

乳酸が体にたまることで起こると言われていましたが、最近の研究で乳酸はハイオクガソリンレベルのエネルギー物質であることがわかってきました。
 
では疲労の原因は一体何でしょうか?
最近の研究では
 
活性酸素
 
が原因であると言うことがわかってきました!

脳のストレスにより
副腎皮質ホルモン(コルチゾール)が分泌される。

正常な人でも
ストレス・過労・イライラ・不安が
活性酸素を作り出します。
しかし、肉体的ストレス・精神的ストレスが
長く続くと、脳の活性酸素の処理が間に合わず
過剰な活性酸素が溜まります。

活性酸素がHPA軸を過剰亢進・暴走させる

正常な人は、ストレスからのがれ
忙しい仕事などが終わると
HPA系のフィードバックが働き
コルチゾール濃度は、正常値まで低下します。

過剰な脳内の活性酸素は、
海馬のグルココルチコイド受容体を
減少させ、
HPA系の過剰亢進を
誘導させます。

視床下部   Hypothalamic

下垂体      Pituitary
副腎           Adrenal axis
これらの頭文字をとってHPA軸といいます。
 
 
ストレスがかかることによって
 
視床下部から
 
副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)が分泌され
 
CRHが分泌されると下垂体から
 
副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が分泌促進し
 
ACTHは、副腎を刺激しコルチゾールを分泌させます!
 
 
脳にストレスがかかることによりHPA軸が亢進し副腎から副腎皮質ホルモン(コルチゾール)が分泌されます。
 

コルチゾール分泌の抑制

体中に分泌されたコルチゾールは最終的に脳の海馬に戻りグルココルチコイド受容体に結合することによって

 
「もうコルチゾールは分泌しなくても大丈夫ですよ〜〜!」
 
と言う指令が出ます!(これを負のフィードバックといいます)
 
活性酸素がたくさんあるとこのグルココルチコイド受容体を壊してしまう為、受容体が減ることにより、負のフィードバックが起こらず、副腎からずっとコルチゾールを出しっぱなしになってしまいます。
 
交感神経興奮の状態が体の中で続くことによって、
 
副腎疲労になり、それが原因で
 
 
★鬱症状
 
★生理不順等不妊症
(卵子の周りにたくさんの活性酸素があると着床しにくくなる)
 
の原因になります!
 

ストレス過多の方は、活性酸素がたくさん製造されるためこの活性酸素を減らし自律神経の調節が大切です!

副腎は、コルチゾールを出し続けるために疲労してしまいます!

 

これが副腎疲労です!

 

五臓六腑では、腎が深く関係しています!

また、食事療法もとても大切です食べたもの、飲んだものからしか体は作られません!

尿酸も強い活性酸素除去作用がありますので尿酸値は低すぎないことが大切です。

★SODなどのスカベンジャー(抗酸化物質)は、タンパク質からできているのでタンパク質をしっかり取る。

 

 

 

 

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