開始時
特徴
頭では「行かなくちゃ!」
身体は「行きたくない!」
注意すべき点
よく観察をする(体の様子、子供の言葉の使い方、行動、休むときの共通点があるか、休む間隔はどうか、携帯
の使い方に変化があるかなど)
学校での様子を担任に聞く
学校に行けないことを叱らない
無理矢理学校に連れて行かない
母親を責めない
強制的に何かをしない/させない など
配慮が必要な時期です!
例えば貧血や栄養不足の場合、食欲がない、すぐ疲れる、なんとなくやる気が出ない、足に力が入らない、ときにはめまいや頭痛を訴える方もいます!
イライラしやすくなったり、眠れなくなったりすることもあります。
子供によっては数ヶ月に一回はっきりとした理由がなく「休みたい!」と言う場合がありますが、そんな時にあまり問い詰めずに休ませてあげるとまたすぐ次の日から学校に行けるようになることがあり年に何回か理由なく休む程度で済む場合もあります。
体調的な問題があるにもかかわらず強制的に学校いかせようとしたり叱ったりすれば親子の信頼関係が薄れていきます。
そしてそれが続くことにより子供のイライラや暴力に影響してくることもあります。
親が「不登校」と言うネガティブなイメージがあって、
なんとなく後ろめたい心の状況になってしまうことが多くありますが
本当にそうなのでしょうか?
「学校」を中心に考えると確かに現象として不登校と言うものが現れるのですが幸せになるための教育を学ぶ場は「学校」だけではありません!
人が幸せになるためには
①ありのままの自分を受け入れる
②家庭など、自分の共同体の1部であると感じ、つながり感覚や所属感を持つ
③自分を取り巻く人々は「競争者/敵」ではなく「仲間」と感じることができる
④その人々のために自分の持っているものによって貢献することができると言う感覚
これらが大切です
不登校と言うネガティブな響きに翻弄されている親子のみなさんが非常に多く見られますが、この不安が必要以上に本人や家族に重くのしかかってしまい問題を増幅させてしまうことがあります。
まずは子供たちが家庭の中でまた家族の中での(居場所)や貢献感(何か役に立てる)をはぐくみ安心で満たされることが大切です。