目眩(めまい)の原因を大きく分けて6つの原因に分けてみました
A.水分代謝不良タイプ
水の代謝が悪いために血中に悪いものが溜まりめまいや吐き気の原因となる。
むくみ
肥満体質、
アトピー性皮膚炎、
飲食の不摂生
舌の苔が多い
B.血行不良タイプ
脳または耳の周りの血流が悪くなることによって起こるタイプ
顔色が悪い、肩こりや生理痛、腰痛など痛みを持っている方に多い
C.肝うつタイプ
イライラ、不安、ストレス過多の生活により交感神経が高ぶり血圧などが上がり血流も低下しめまいとなるタイプ
情緒不安定、体調も不安定でアップダウンしやすい。
おこりっぽい不眠症、イライラしやすいなどの方に多いタイプ
D.血虚(けっきょ)タイプ
血液の栄養や力が不足し血液の量なども減り脳や耳に栄養や酸素が不足するために起こるめまい。
バランスの悪い食事、蛋白不足、婦人科、肌荒れなどの症状を持つ方に多いタイプ。
E.気虚(ききょ)タイプ
五臓六腑の力が全体的に低下し疲れやすく免疫力も低下しめまいとなるタイプ。
風邪をひきやすい汗をかきやすい方に多いタイプ
F.腎虚(じんきょ)タイプ
老化により腎の機能が落ちることによってめまいとなるタイプ。
比較的高齢の方に多いですが最近は若い方にも見られます
虚弱体質、節度のない性生活、泌尿器科、頻尿などの症状がある方に多いタイプ
上記の6タイプは1つだけとは限らず複数が重なり合ってめまいとなっている場合が多く見られます。
細かく問診をとり血液検査のデータや血流計で血行不良がないかなど調べ見合わせた上でその方に合ったお薬を選びます。
10人いれば10人それぞれの処方を選ばなくてはなりません。
AからFまでのタイプは
水の代謝を良くする漢方、
血行をよくする処方、
ストレス(肝)をコントロールする漢方、
造血し血液の栄養を与える漢方、
内臓臓器に力を与える漢方
腎に力をつける補腎薬など
正しくその人に合った薬を選ぶ必要があります。
血液検査のデータ、お薬手帳などをお持ちの方はご持参下さい。
まためまいには食事療法が有効な場合も多く食事指導も随時行っていきますので食事日記を持参していただく場合もあります。