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私の不妊症との出会い

私の不妊症との出会い

 私の不妊症との出会いは、まさに自分自身でした。

アメリカ留学中に持病の水腎症が悪化し、日本に帰国し手術したものの当時内視鏡の走りだったため私が第一号の内視鏡の患者であったと推測されます。アメリカから招待された世界で五本の指に入ると言われる先生が手術しましたが、小さな日本人の手術は初めてだったのか?

腎臓の動脈に傷をつけられてしまいました。そのために退院数日後大出血を起こし血尿がとまらなくなりました。再入院し腎臓が嚢胞状態となり高熱と激しい痛みで死ぬ寸前までいきました。

二人の医師からもう子供は、諦めてください!! と言われショックを受けたのを覚えています。

腎は東洋医学でも最も大切でホルモンと生殖と関係があるため結婚するときには、あらかじめ「私は二人の医師から子供は、諦めなさい」と言われていますが、それでも結婚しますか?

「子供は一生授からないかもしれないけれどいいの?」と聞きました。

夫は、「子供が欲しいから結婚するわけではないからいいよ。」

と言われたので結婚を決意しました(26歳)が、案の定、二年たっても子供はできません。

そうなると無性に子供が欲しくなるのが人間の心理で婦人科に通い始めました。

1992年日本で初めての体外受精児(顕微授精児)誕生したわけですから1980年代には体外受精などはありませんでしたから今とは全然治療法も違います。

当時私の生理は年に5回来るか来ないかでしたが、大学を出るとすぐアメリカ留学をしていてとても忙しかったためそれまでは、生理が来ないことをかえって楽でいいぐらいにしか考えていませんでした。

今思うと生理不順は、早めに治療しておかなくてはいけなかった。と後になって後悔しました。

西洋薬を使う治療を始めたものの、排卵誘発剤(クロミッド)による更年期障害のような症状が出て辛く仕事にならなくなりました。排卵誘発剤を止めるべきか?

後悔を残さないために副作用と闘いながらも続けるべきか?

本当悩みましたが私の身体は元々弱くまた手術の失敗によるダメージが残っておりこれ以上副作用と闘う事は、難しいと判断しました。

悩みました。本当に悩みました。

これでいいのか?

後悔は本当にないのか?

問い続ける毎日が続きました。

そして決意しました。これ以上続ければ私の身体が持たない。

子育てにも影響してしまう。

もしこのまま授からないとしたらそれも御心。子供のいない人生を楽しもう!

そう決意してホルモン治療を断念しました。

そこからは二人の医師から諦めるように!と言われていたので、とても微かな願い、けれども強い強い望みを込めながら漢方薬(煎じ薬を半年続けました)

その半年後、妊娠することができ本当にビックリしました。(29歳)

手術の失敗で腎がやられていましたので、『諦めなくてはいけない』と自分に言い聞かせていったところでしたので信じられない気持ちもあり安定期に入るまではぬか喜びするな!と言い聞かせていました。

 

三人目の子供は、41歳で出産しましたが最初の子と違い体力的にとても大変でした。産後の身体の戻りも遅く子育てにも体力的には、困難がともないましたが年齢がいっている分、精神的には安定して子育てができました。

 

あなたに出会えて良かった。

自分自身が不妊症経験者であり医者から「子供は、諦めるように!」と言われ『不妊症との出会い』でも書いたようにホルモン剤の副作用、生理が来てしまう度に心が折れる思い、心の葛藤、苦しみを知っている私にできることを探していたころ周期調節法に出会いました。

先日、体外も不妊症治療も自分の体調やホルモン剤のつらい副作用や周りの環境なども一旦、諦めていた方が「最近、先生がいてくれるから、私のいろいろな悩みを聞いてくれるから、もう一度やってみようかと思えるようになってきた」。と言ってくださった時、勇気をいただきました。

不妊症専門の病院できつい言葉を言われ、心痛めたという話やアンタゴニスト法で体外受精を試みたにも関わらず採卵する前日にほとんど排卵してしまい、1個とれた卵も育たず、医師からは、アンタゴニストの効きがよくない体質と言われ、涙を流す姿を見て子宝の神聖さ傷の深さを痛感しました。

その後、顕微授精の予約をしていましたが、タイミングで自然妊娠されたご夫婦の嬉しそうな表情にも力を与えられました。

習慣性流産で「心が折れそうになる」と言われていた40代の方が妊娠し、薬局に赤ちゃんを薬局に見せに来てくれたた時の喜びも忘れられません。

このように一人一人違った症状の中、心と体の両面から私にできる一人一人の悩みを共に考え、1人1人の体調を改善し、一人一人の心の痛みに共に向き合うことができたらと思っています。

周期調節法は万能ではありませんが、全力で、赤ちゃんが来たくなるような暖かくフワフワな環境を作るために少しでもお役に立てることができたら幸いです。

一人一人の出会いを大切にして行きたいと思います。

 

 

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