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不登校7つのステージ

不登校になるまで、また安定復帰期になるまでには大きく7つの段階があると言われています。

ステージ1

 
開始時
特徴
頭では「行かなくちゃ!」
身体は「行きたくない!」
注意すべき点
よく観察をする(体の様子、子供の言葉の使い方、行動、休むときの共通点があるか、休む間隔はどうか、携帯の使い方に変化があるかなど)
学校での様子を担任に聞く
学校に行けないことを叱らない
無理矢理学校に連れて行かない
母親を責めない
強制的に何かをしない/させない
など
配慮が必要な時期です!
例えば貧血や栄養不足の場合、食欲がない、すぐ疲れる、なんとなくやる気が出ない、足に力が入らない、ときにはめまいや頭痛を訴える方もいます!
イライラしやすくなったり、眠れなくなったりすることもあります。
子供によっては数ヶ月に一回はっきりとした理由がなく「休みたい!」と言う場合がありますが、そんな時にあまり問い詰めずに休ませてあげるとまたすぐ次の日から学校に行けるようになることがあり年に何回か理由なく休む程度で済む場合もあります。
体調的な問題があるにもかかわらず強制的に学校いかせようとしたり叱ったりすれば親子の信頼関係が薄れていきます。
そしてそれが続くことにより子供のイライラや暴力に影響してくることもあります。
親が「不登校」と言うネガティブなイメージがあって、
なんとなく後ろめたい心の状況になってしまうことが多くありますが
本当にそうなのでしょうか?
「学校」を中心に考えると確かに現象として不登校と言うものが現れるのですが幸せになるための教育を学ぶ場は「学校」だけではありません!
人が幸せになるためには
①ありのままの自分を受け入れる
②家庭など、自分の共同体の1部であると感じ、つながり感覚や所属感を持つ
③自分を取り巻く人々は「競争者/敵」ではなく「仲間」と感じることができる
④その人々のために自分の持っているものによって貢献することができると言う感覚
これらが大切です
不登校と言うネガティブな響きに翻弄されている親子のみなさんが非常に多く見られますが、この不安が必要以上に本人や家族に重くのしかかってしまい問題を増幅させてしまうことがあります。

まずは子供たちが家庭の中でまた家族の中での(居場所)や貢献感(何か役に立てる)をはぐくみ安心で満たされることが大切です。

ステージ2

 

悩み苦しむ時期
特徴
苦悶する時
暴れたり怒鳴ったりして感情ぶつけてくることもある時期
注意すべき点
親として本気で子供に向き合う
自分に向かって暴力を振ってきた場合避難する
ものに当たる場合(暴れている時)も避難するーーー
 片付けは本人にやらせる、または一緒に片付ける
母親の避難場所(安心できる場所、愚痴を言える人)などを確保する
子供が母親に向かって暴れた時は子供を止めるようにする(なるべくネガ     ティブな行動を取らない)
母親をねぎらう
父親に向かってきた時は本気でぶつかる(なるべくネガティブな言動を取らない)
暴れ方がひどい時は家族を連れて避難する
叩かれたり蹴られたりする時、ネガティブな言動を取らないのはとても難しいことです。
そのような状況になったとき、
どうしたの?何かあった?
話聞くよ!
嫌なことでもあったの?
などを聞いてあげることが大切かもしれません。
イライラや暴力行動が多い場合栄養的には鉄や亜鉛が足りない場合があります。
血液検査をしてみるのも1つの方法でしょう。
特に亜鉛と暴力には、密接な関係が深いことがわかっています。

ステージ3

 
エネルギー充填期
特徴
1日中寝る
部屋に引きこもる
何もしたがらない
注意すべき点
無理矢理起こさない
心配しすぎない「何か必要な時は言ってね!」と声をかけ、あまり根掘り葉掘り聞かない。
食事の準備等は通常通り行う
食事の準備ができたら本人が食べても食べなくても、いつも通り声をかける
子供のテリトリー(部屋)などに無理矢理入らず、ドアの外から「おはよう」「おやすみ」などの言葉をかける。
その際に返事がないのが当たり前と心得る!
何か求めてきたら快く対応してあげる
食事を取らないことが続くと栄養不足により気力がなくなることもある。
特にストレスが強い場合、胃腸の機能が低下し食欲を失いやすくなります。
胃腸のケアから始める必要があるかもしれません。
思春期の鉄欠乏の子供は多くいますが、この場合疲れやすくなるのでやる気もなくなることもあります。
またストレスは、体からタンパク質をはじめ亜鉛、マグネシウム、
ビタミンC、ビタミンB郡などたくさんの栄養素を奪います。
サプリが飲めればホエイプロテインやサプリメントで補うのも良いかもしれません。
 
漢方的には、「気虚」【ききょ】の場合も胃腸の機能をはじめ内臓の機能が全体的に弱く、食欲は不安定、疲れやすく、風邪を引きやすい、下痢や便秘がある、汗をかきやすい、等の症状があります。
 
「補気薬」などの漢方を使うことで、心身元気になることも少なくありません。

ステージ4

 
エネルギー再活性期
特徴
やりたいことを少しずつやり始める
昼夜が逆転生活
注意すべき点
毎日できる仕事を与える(お手伝いなど)
やったことをほんの少しでも注目して具体的に認めてあげる
やってなかったとしてもすぐ手を出さない
昼夜逆転でも朝1度は、起こす為に声をかける。(起きなくても声かけは3回まで) 
できれば規則正しい生活をするように促す
家で子供と一緒にできることに誘う。(将棋、ゲーム、料理、日曜大工、野球、散歩、ジョギングなどスポーツ)
自分の知らないことを子供に教えてもらう(パソコン、携帯の使い方、ゲームなど)
あまり多くを望まない
子供のペースを大切にする
 

ステージ5

 
再活動/希望期
特徴
「なんだか暇だなぁ〜」
「〜でもやってみようかな?」
「〜一緒にやろう」
などと言う言葉が出てくる
注意すべき点
外の世界に目を向けられるように具体的に提案する
受け入れ体制について学校や地域の子ども支援センターなどと話しををしておく(給食だけ食べに行く、体育だけ参加する)
適切な学習支援を見つける
外(父親の趣味)や買い物、お手伝いなどに誘って外に連れ出す
大きい子の場合アルバイトなど無理のない程度に提案してみる
一緒にやりたい事は何かを聞いてなるべく時間を作って一緒にやる

ステージ6

 
リハビリ(不安定)期
特徴
実際に活動し始める
休みながらも前に進む
注意すべき点
学校に行き始めた子供に「疲れたら休んでいいよ」と言う気持ちで接する
早退欠席遅刻をしても責めない
子供の為と思い先回りせず本人のペースにまかせる
子供にできるだけ関わるようにする
休日にはスポーツ観戦、スポーツ、買い物、日用大工、散歩などアウトドア活動等何でも良いので外に誘ってみる
中長期休暇があるときは、自然環境のあるところに連れて行くよう努力する
 
学校に行けたり行けなかったりしても一喜一憂せず子供を信頼する

ステージ7

 
安定復帰期
特徴
安定した生活が送れるように
社会と関わりながら生活できるようになる
注意すべき点
しっかりと勇気づける
結果ではなく行動やプロセスや努力を認める

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